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吉野かわかみ社中の活動を中心に
旬の情報をレポートします。

2021.12.31

磨崖碑見学ポイントが整備されました!

土倉庄三郎翁についての話題が続きましたが、ようやく本題です。
 
「磨崖碑」の見学ポイントがさらに整備されました!
史跡案内サインや吉野杉磨き丸太の木柵に続いて、土倉翁の胸像や事績年表が追加され、磨崖碑をじっくり眺めながら、土倉翁についてもっと知っていただける場所となりました。
 
幅1.8m、全長23.6m、文字の深さ36㎝に渡り彫られたこの磨崖碑は、大正10年(1921年)に、土倉庄三郎に林業を教わった本多清六によって計画されました。
日本の公園の父と言われた林学博士・本多清六は、明治神宮造営局の参与として、明治神宮・鎮守の杜の設計にも携わっています。
 
そんな清六が「私は土倉翁に林業の実際を教わった。その感謝の気持ちを表すのに、翁の性格に合わせて、我が国未曽有の広大な大磨崖碑を造りたい。」と土倉翁の亡くなった4年後にお金を出し、川上村や林業家の協力を得て実現したものです。
 
元の文字は後藤朝太郎が書き、和田誠一郎という人物が約2ヶ月をかけて彫ったということです。
 
新たに設置された土倉翁の胸像は、残念ながら閉館してしまった「山幸彦のもくもく館(川上村林業資料館)」にあったものです。
 
正面に立つと、じっと土倉翁に見つめられているようで「しっかりやってくれよ」と喝を入れられているようにも感じます。
 
来年もしっかり頑張ります!

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