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吉野かわかみ社中の活動を中心に
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2021.9.5

川上村林業用路網整備検討プロジェクト #4

【作業道候補地の現地踏査④】

赤色立体地図などを参考に机上で設定したルートに対して、実際は崖地や岩が点在していたりするため、現地で作業道開設可能ルートであるかの確認が続きます。

踏査中には、風害でなぎ倒されたエリアが手を入れられず放置されているような箇所もあり、こういったところへの対処としても作業道は非常に重要になります。

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急峻な地形の川上村の吉野林業にあって、近年はヘリコプターに頼る出材が中心となっていましたが、出材コストの高騰は若齢級の間伐材の出材を阻み、山づくりがなかなか進まない現状も危惧されていました。

森林マネジメント部では、たくさんの方々に協力を得ながら、既存の路線との連絡線形を中心に、ヘリ出材では採算の取れない、50～80年生を多く出材できる路線を最優先とした、全長100㎞に渡る村内作業道新規開設に着手します。