超現代語訳

川上村の吉野林業を学ぶ

これからの時代に活かせることを、
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2021.7.4

■「吉野林業と優良材」に学ぶ (4) 吉野林業地帯の概況④

奈良県吉野郡の森林面積を見ると総森林面積は約200,000㌶、その内吉野川流域は約69,000㌶で全体の約三分の一を占める。
 
北山川流域は約36,000㌶で、十津川流域にいたっては約100,000㌶と全体の半分を占め最も広い森林面積を擁している。
 
これに対して各流域の人工林率は吉野川流域で76.2%、北山川流域で40.4%、十津川流域で51.9%を示しており、吉野川流域の人工林率が最も高く成熟度が進んでいる。(昭和52年度 奈良県林業統計より)
川上村の吉野林業と土倉庄三郎


参照:「吉野林業と優良材 (岩水豊 著)」

 

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岩水先生のこちらの著書の発刊が昭和57年の為、データが古いものになりますが、参考に平成30年度 奈良県林業統計の同じデータをのぞいてみますと、吉野郡の総森林面積が約214,000㌶、吉野川流域約79,000㌶、北山・十津川流域約135,000㌶と、約40年の経過ではそう大きく変わるものではありません。
 
ちなみに奈良県全体での総森林面積が約282,000㌶ですから、奈良県南東部が広大な林業地帯であることが良く分かります。

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