超現代語訳
川上村の吉野林業を学ぶ
これからの時代に活かせることを、
川上村と吉野林業の歴史に学びます。
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2021.6.26
■「吉野林業と優良材」に学ぶ (1) 吉野林業地帯の概況①
吉野材を産出する吉野林業地帯とは、最も広い意味では奈良県吉野郡内を貫流する吉野川、北山川、十津川の三流域に成立する林業地を指し、森林総面積は奈良県の総森林面積の約75%を占める。
ただ、成立の経緯などから、狭い意味では吉野川の上流に位置する川上村、東吉野村、黒滝村で営まれる林業地を指しており、この三村が、特にスギ・ヒノキ優良材産地の中核を形成しているのである。
参照:「吉野林業と優良材 (岩水豊 著)」
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さて、「超現代語訳 川上村と吉野林業を学ぶ」では、「川上村史 通史編」から「吉野林業全書」と読み進め、川上村と吉野林業について学んでまいりましたが、前回で「吉野林業全書」が完結に至りました。
そこで今回からは、とてもわかりやすく「吉野林業全書」の復習にもなるとお薦め頂いた、岩水先生の「吉野林業と優良材」という著書を参照させて頂き、また学びを深めていきたいと思います。