超現代語訳
川上村の吉野林業を学ぶ
これからの時代に活かせることを、
川上村と吉野林業の歴史に学びます。
- HOME
- >
- 超現代語訳 川上村の吉野林業を学ぶ
2020.3.6
■「史跡案内サイン」に学ぶ (3) 土倉翁屋敷跡
「守不移」土倉庄三郎の座右の銘。移らないことを守る、他所へは移らないという意味。
土倉翁の活躍は多方面に渡るが、住所は移さず川上村大滝で生涯を過ごした。
しかし土倉翁の経済社会への影響は大きく、土倉詣でをした賓客として、中島信行、板垣退助、新島襄の他に、伊藤博文、井上馨、山縣有朋、後藤象二郎、成瀬仁蔵等が伝わっている。
今のような道路が通る以前に、彼らもはるばる五社峠を越えてこの地まで土倉翁に会いにやってきた。
屋敷自体は、昭和34年(1959)の伊勢湾台風の被害を受けて倒壊した。今見えている範囲は土倉翁の元屋敷地より狭くなっている。
解説:奈良県川上村史跡案内サイン③「土倉翁屋敷跡」
デザイン:株式会社乃村工藝社
設置工事:株式会社ノムラプロダクツ
木部製作:吉野かわかみ社中
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
磨崖碑の吉野川と国道を挟んだ対面に、土倉翁の銅像が建てられている場所です。明治維新の錚々たる顔ぶれたちが訪れたロマンあふれる屋敷跡です。
偉人たちの名前がずらりと並びますが、ここは奈良県南東部の村、川上村なんです。吉野林業、そして土倉庄三郎は偉大です。