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吉野かわかみ社中の活動を中心に
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2019.12.18
JAS製材認定 資格者研修会に参加しています。
本日と明日にかけて、三重県津市の「サン・ワーク津」にて「JAS」製材認定の資格者養成研修会を受講させて頂いております。
産地の責任として、
・科学的根拠(エビデンス)や学術的データの整備
・国際標準の品質確保
・トレサビリティーの厳格化
といったことに、しっかり取り組まねばなりません。
「JAS(日本農林規格)」も今年、令和元年8月15日に法改正されました。着地点がどうも玉虫色なのが気になりますが・・「ISO」のような、国際標準に合わせた形になってまいりました。
さてさて、
「公共建築物においては、【原則として】JAS製材品を使いなさい」
「一般住宅においては【構造計算=JAS製材品なら計算が容易】は必要ありません」
などなど、「JAS」とかいる?みたいな議論が主流?なのかもしれませんが、仕組みはどうあれ、統一された「規格」は皆が求める「安心」なはずですね。
これ、全てではありませんが、一次産業を弱らせているのは、平等に判断できる基準が、曖昧なためかもしれません。
「吉野林業」の素材としての「美しさ」や、「壮大なバックストーリー」に加えて、市場は「安心」を求めています。
追記 : 無事、品質管理担当資格者に合格しました!
さて、運用までの道のりはまだ長いです。
頑張ります。