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吉野かわかみ社中の活動を中心に
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2019.4.30
平成から令和へ
「平成」最後の日となりました。
戦後復興に伴い、「林業」が隆盛を極めた「昭和」でしたが、そのために講じられた「拡大造林政策」や「木材輸入の完全自由化」は「変動相場制」による経済とのミスマッチによって「安い輸入材」を台頭させることとなり、「平成」のバブル崩壊で「国産材」はまさにとどめを刺された形となりました。
そして「失われた20年」です。
「平成」は「吉野林業」にも大変厳しい時代だったと言わざるを得ません。
ですが、その低迷に終止符を打って、歴史ある「吉野林業」を守り再生させるため、「吉野かわかみ社中」が設立されました。
「もうあかん」「もうどうしようもない」という声の中、お金に換える「商品」考案、売るための仕組みの整備、販路開拓等々、3年間がむしゃらに走ってみました。
「チャンス」どころか、「やること」「やれること」は腐るほど転がっていました!
「令和」という時代を迎え、底を打った林業は蘇ろうとしています。
でもそれは、新しい時代のニーズにしっかり応えることができないと、全国の大きなうねりに取り残されることにもなると思います。
「どんなに悔いても過去は変わらない
どれほど心配したところで
未来もどうなるものでもない。
いま、現在に最善を尽くすことである。」