大阪工業大学梅田キャンパスに納材しました。
先日、この春、設置されたばかりの学校法人常翔学園 大阪工業大学梅田キャンパスに
ご挨拶に伺ってまいりました。
大阪工業大学は、2010年7月に川上村と「連携・協力に関する協定書」を締結しており、
川上村と関わりの深い大学ですが、今回、梅田キャンパス新設にあたり、
川上村産の吉野杉を納材させていただきました。
梅田キャンパス内では、衝立パネルや、木製リブを始め、
学生さんがデザインした椅子などに、吉野杉を使用いただいております。
中でも、学生さんがデザインしたという椅子は、空間デザイン学科と内田洋行さんで取り組まれた
「ファニチュアデザインプロジェクト」の中で、最終選考に選ばれたデザイン家具9品目のうちの一つで、
吉野杉を材料として、天童木工さんの工場にて製造され、導入に至ったそうです。
梅田という街の中でも、各所で木のぬくもりを感じられる空間となっていました。
一般的には、木造住宅建材として知られる吉野杉も、大学のキャンパス内で生まれ変わった姿を見て、
木材利用の新たな可能性や林業再生への使命感を再確認させていただきました。
素晴らしいお仕事に携わらせていただき、ありがとうございました。
*納材:吉野かわかみ社中
協業:株式会社内田洋行
椅子製作:株式会社天童木工