2021.12.14
上棟式@奈良県内
12月吉日。
奈良県内での川上村産材・平屋建住宅新築現場では、上棟式が執り行われました。
弊社の理事が特別に用意してくれた御幣には、丸太建築舎さんが筆を振るい、某神宮の式年遷宮の際の込み栓が括り付けられました。
とても立派なものとなりましたが、住まいが完成すれば屋根裏に飾られているので、ほとんど目にすることはなくなります。それでもこれからの工事の安全と、施主様の家内安全を祈願して関係者の皆でしっかりとお祈りさせて頂きました。
現場のほうは屋根の形までできあがっており、迫力ある骨組みたちが、また違った形で立派に見えていました。
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丸太建築舎とコラボで運営する「吉野かわかみデザインオフィス」からのご縁で、本年度は奈良と大阪で2棟の新築住宅を建築させて頂くこととなりました。
いずれも構造材から内装材に至るまで、全てを奈良県川上村産の「吉野杉」「吉野桧」で揃えることにこだわりました。さすがに構造用合板までとはまいりませんが、柱、梁桁、羽柄材、床材、羽目板、どこを取っても川上村産材です。
現在の状況下においては、ここまでの取り揃えは大変困難ではあるのですが、たくさんの人々の協力を得ながら、川上村の吉野林業再生を目指す会社としての使命を果たしてまいります。