2020.8.23
処暑
「吉野林業全書」においても良く使われる「二十四節気」では、本日8月23日は「処暑(しょしょ)」にあたります。
「処暑」とは、厳しい暑さの峠を越した頃です。朝夕には涼しい風が吹き、心地よい虫の声が聞こえてきます。暑さが和らぎ、穀物が実り始めますが、同時に台風の季節の到来でもあります。
というのが一般的な説明ですが、もう「夏」というものは、日本らしい情緒も薄れてしまいましたね。日中の暑さは殺人的で、夕立もなかなか来ないで、今日は少し涼しいかなという夜もありません。雨が降ったかと思えば、とんでもないゲリラ豪雨です。
最新の研究では、「異常気象」と「温暖化」の因果関係は証明されていますが、「温暖化」の原因は「世界規模」で手に負えません。
「温暖化」のひとつの要因とされる「森林破壊」に対する、枠組みや制度も、ほぼ建前論止まり。
「こんなんどうしましょ!」と、泣き叫んでも、何にも変わりません。
またもや、「処暑」と何の関係があるんやということなんですが、今日も、明日も、川上村の「吉野林業」のために、できることをコツコツと積み上げていくしかないですね!
という話でした。