2020.8.17
広報かわかみ8月号に特集記事が掲載されています。
奈良県川上村の「広報 かわかみ」に掲載頂いている「吉野かわかみ通信」ですが、弊社設立5周年にあたる本年度は、年間を通じて特集記事を掲載頂いています。
8月号は「住まいに吉野杉を。」をテーマにした、住宅建材販売事業に関する、販売実績を紹介させて頂きました。
かつて吉野材利用の中心であった住宅建設では、人口減少に伴う着工戸数の減少や、鉄やコンクリートなど工法の多様化、耐震等の性能基準の強化、対応できる大工の減少など、様々な理由によって需要が激減しています。
このような時代の変化に対応するため、吉野材にこだわる住宅会社との連携を大切にするとともに、元来吉野材が得意としてきた内装建材の分野で、無垢材の特性を活かした心身の健康増進に有効な製品づくりを進め、今後拡大が予想されるリフォームやリノベーションでの販路展開を図ってまいります。
住宅用材の安定供給体制を構築することで、吉野林業の課題である伐り捨てられている中目材の搬出利用を可能にします。加えて、木材は再生可能で環境負荷が小さい優れた資源でもあります。地域活性化から地球環境保全まで幅広い効果をアピールすることで、新たな可能性を見出したいと考えています。