2020.7.21
新製品 完成しました!
川上村産吉野杉の未利用材活用エコプロジェクト始動。
断片的にお知らせしてまいりました、川上村産吉野杉の未利用材の行方について、木材チップからようやく、第一段階の製品を発表できることとなりました。
2020年8月1日販売開始予定
『吉野杉のあぶらとり紙』
販売予定価格 200円(税抜) / 20枚入
こちらは、吉野杉の未利用材の木材チップを溶かして、繊維を抽出し、紙状に加工する技術で完成したものです。
このプロジェクトにおいては、言わば中間生成品にあたるものですが、吉野杉の色合いを残した、天然成分由来のお肌にも優しい「あぶらとり紙」です。
ぜひ、お試しください。
ご購入はこちら↓
木製雑貨マーケットサイト『キトスム』
今後の展開としては、もう少し時間を要しますが、出来上がった「紙」を「糸」にして、「糸」を織り「布」をつくります。
その「布」でステーショナリー雑貨や、内装用不燃クロスの製品に仕上げてまいります。
「す ぎ 糸」シリーズとして、できるだけ早く販売できるように頑張っていますので、どうぞお楽しみに!
未利用材は主に木質バイオマスとしてエネルギーに転換されますが、人工林としての歴史の長い吉野林業においては、未利用材と言えど、多くの人の手で育てられたものです。
少しでも、皆様の生活の中で使われる「カタチ」に変わり、そして喜んでもらえたら、こんなに嬉しいことはありません。